発注から数日で、商品が届きました。
TOTO倉庫からの直送です。
運送業者はぜんぜん聞いたことのない会社でした。
配達日はきいていたのですが、時間帯がわからないと受け取れない。
しかも、一度受け取りを逃すと数日後になってしまう可能性もあるとのことでここは何が何でも受け取りたい。
でも受け取りのために、じーと待っているのは嫌だ。
だから、業者に電話かけて配達のざっくりとした時間をきいてみた。
そしたもう少しで現地に到着するって回答だった。
困ったよ。現地から離れたとこにいるからそんなに早く着かないし。
しょうがないから、現地に誰もいないから放置しておいてくれって頼んだ。
50万もするものを放置してもらうのはちょっと心配だけど、持って帰られるのは嫌だからしょうがない。
すぐに現地に向かったら無事に放置されてた(笑)
ダンボール箱8個です
便器部分
施工開始
汚い汚いビニールの床をはがします。
たぶん糞尿が飛び散っていることでしょう

もう面倒なので、素手ではがしちゃう。
壁紙、巾木、床もはがし終わって、取りえずクリーンな状態になりました。
トイレの壁紙貼りをやります。
順番としては
① 天井の壁紙貼り
② 側面の壁紙貼り
③ クッションフロアを貼る
④ 手洗い器、給水管等の設置
⑤ 便器、ウォシュレットの取り付け
の流れです。
壁紙類を先に貼らないことには便器の設置や給排水関係の作業ができません。
前に、壁紙の貼り換えはやったことがあるのですが、その時はのり付き壁紙でした。
今回はコストを押させるために、のり無し壁紙をチョイスです。
まずトイレは汚れる恐れがあるので、ウレタンコートをチョイスしました。
汚れに強くて、汚れてもサッと拭ける。表面も強くて傷がつきにくい。
サンゲツのRE-7689っていうヤツです。
288円/m
激安っす!
洗面所もこいつを使うので取りえず30m発注です。
安いので、長さはアバウト寸法で結構長めに発注しました。
安いって素晴らしい。
奥さんの要望で、手洗い器側の壁面を違う柄にしたいってことで
サンゲツのRE-7538っていうヤツをちょいす。
こちらも288円/m。安し。
のりは有名なルーアマイルド。
正直、のりは何がいいかわかりませんでした。
なんかよく聞く名前だし、評判もよさそうなので選びました。
2330円。これも安いぜ。
ルーアマイルドの箱には、のり1kg:水0.7kgの割合で希釈するといいって書いてあるので
まずはアバウトにバケツに入れて、手でかき混ぜてみました。
なかなか混ざらないし、だまができてるし。
とりあえず、その状態で天井を貼ってみました。
なんか異常に手間だし、手が汚れるし。
ちゃんと貼れたけど嫌だ。今後この作業は続けたくない。
そんなわけで、撹拌するアイテムを近くのコーナンで買ってきました。
ドリル用ペイントミキサーです。
ドリルの先端に装着してかき混ぜるヤツです。
コーナンに行ったら、同じようなアイテムが5種類ぐらいあったので逆に悩みました。
選択肢があり過ぎるっていうのも困ったもんです。
優柔不断なので選ぶのに時間がかかります。
で、選んだのがこれ。確か388円ぐらいだった。
こいつが、スゲーいい仕事します。
100均のバケツにノリと水入れて撹拌すると、もーばっちり。
羽が2枚ついているんだけど、バケツの深さ的に下の羽しかつかいません。
ついでに買った刷毛とノリを壁紙にかけるひしゃくを使って壁紙に塗ると作業がはかどります。
こんな感じで貼り終わりました。
ちゃんとコンセントとか、電球、換気扇も外してやったのでばっちりな仕上がりです。
ただリピート壁紙なので柄をそろえるのが大変です。
もう面倒なので、何も考えずに貼りました(笑)
次、クッションフロアです。
いちいち採寸してやるのが面倒なので、はがした床を型紙にしてカッターで切り抜きます。
このはがした床は触りたくねー。
汚いから。
でも仕方なく。
実際に床に仮置きしてみる。
ジャストフィット!!!
当たり前か。
いや、はがす時に結構ひっぱたから伸びて大きくなっちゃったかなーと思って。
床に接着剤を塗ります(付属の金属の刷毛で )。
サンゲツの「ベンリダイン FL-2」です。
ミニマムサイズが3kgみたいです。正直そんなにたくさん要らないんだけど。。。
1kgでも多い気がする。でもしょうがない。2000円しないからまあいいか。

塗り終わってから20分放置です。そうすると接着剤がいい感じになるみたいです。
20分の待ち時間の間、近くのコンビニへトイレ休憩です。
自分ちのトイレが使えないのは不便。
塗り方間違えました。
本当は半分づつぬってくみたい。
じゃないと奥側貼れないし・・・
トイレは狭いので何とか貼れたけど。
コンビニから戻ったら接着剤がいい感じになっていました。
貼り付け完了!
商品に同梱されてた型紙を使って取り付け位置を決定します。
排水管にソケットを取り付けて、ねじで締めれば完了。
って言葉にするとこれだけだけど、これが異常に神経を使います。
っていうのも、
「
一度取り付けされますと修正ができません」
「
取り付けを正しく行わないと家財に重大な損害を及ぼします」
的な、文言が施工説明書に書いてあります。
塩ビ接着剤で接着するんだけど、もしはめた時に途中で引っかかって、最後まではめられなかったらどうしようとか、曲がったらどうしようとか、考えちゃう。
あと、はめた後に、ちゃんとはまって接着されているか、確かめようがない。
正しく施工できているのか確認しようがないってどういうことなの???
もう考えただけで吐き気がしてくる。
とりえず、既存配管についている前の接着剤をサンドペーパーできれいにして、かなりためらいつつ、接着作業を行いました。
たぶん無事付いたっぽいけど、ついてなかったら床下はう○こまみれになるよね??
怖すぎです。
この辺は施工業者の腕にまかせるって感じなのでしょうか?
もっとわかりやすい感じに改善してほしいです。
不可逆の取り付け方法も改善を望みたいところです。
接着剤をつけないで仮止めした時は途中で引っかかって入りそうになかった。
ネットで調べると仮止めして取れなくなってしまう可能性があるからやらない方がいいって書いてあった。プロはそんなことしないとも書いてありました。
だからほんとに軽~く仮止めです。
接着剤を塗ってはめてみたら、ローション効果なのかするっとあっけなくはまりました。
部材の切断です
部材はいろんなトイレサイズに合うようになっているので結構長めで、自分とこのトイレサイズに合わせてカットが必要です。
部材は材質は木とか樹脂なので、糸鋸とかでサクッと切れます。
電動工具を使わなくてもいいのは助かります。音がうるさいから。
施工説明書にしたがってガシガシ組み立ててきます。
奥の壁にある給水栓は予想通り、部材に干渉しました。
でもちょっとの干渉なので、部材の一部をカットして対応しました。
エルボ(給水栓につけるエル型の配管)は40mmぐらいのと70mmぐらいのものが付属しているので70mmの方をチョイスしました。
カバーをかぶせるので、その分長めの方をチョイスです。
カウンターとかをねじで止めるときに、石膏ボードだけだと強度的に弱いので、アンカーが付属してます。
でもこれが使えなかった。
っていうのもうちの壁は石膏ボードが2枚重なってた。
だから石膏ボード厚が24mm。
付属のアンカーは12mm対応だからダメ。
ホームセンターで別のアンカーを買ってきたんだけど、2重になってるとこと、なってないとこがあって、もうめんどくさくなって、アンカーを使わずに作業を進めました。
2重になったボードの裏に木があるとこもあったし。
でもカウンターの重量が異常に重くて、ちょっと心配。
木+アルミが使われているから4kgありそう。
混乱
ネジ類がいろいろなダンボールに袋詰めされてるから、作業していると説明書に書いてあるネジがどこにあるのかわからなくなってくる。
スゲー怖い。
部品が見つからなくなるとテンパってもしかしてメーカーが入れ忘れたんじゃないか!?って責任転嫁してみたり。
結局自分の探し方が悪いんだけど。
説明書に付属部品一覧がのっているから、始める前に全部確認しておけばこういう事にはならないかも。
めんどーだぜ!ってことで省略しました
1個施工ミス発見
給水栓の下にとおってるグレーの排水管の勾配が一部若干逆勾配になちゃった。
これは排水管を長めに切ったのがまずかったみたい。
施工説明書に「仮付けして勾配を確認する」って書いてあったのにしなかったのが原因
アホなヤツだ。
この時点で、水の元栓を止めて作業してたんだけど、開栓してみて水漏れを確認してみた。
大丈夫そう。
と思ったら全然大丈夫じゃなかった、ということに後から気づいてあわてた(後述)
便器の先端につけるパーツを床に取り付けてなかった。
ここでアクシデントが
この部分がコンクリートなので、コンクリート用のアンカーを打ち込んだうえで、φ6×60mmのボルトを打ち込むんだけど、アンカー用に8mmの穴をあける必要がある。
そんなぶっとい穴開けようとしたら音がでるじゃん。
だから、コンクリート用のねじを買ってきてそれで止めようと思って下穴開けて締めこんでたら、ねじの頭が折れた
仕方ないからそのすぐ上に穴開けて対応。
また折れたらヤバイからあんまり強く締め付けできない。
この先端のパーツ便器って、ブチルボゴムみたいなものでくっつけるんだけど、個人的にそんな重要ではないような気がした。
なくてもいいんじゃね?そんなに便器がずれるような使い方しないと思うし。
って思った。
便器の取り付け
むちゃくちゃ便器が重くて大変。確かカタログに35kgって書いてあったような。
できれば二人でやった方がいい。
ウォシュレット部分も接続して通電完了。
試運転実施。
いいかんじっす♪
蓋が自動で開くのがうざい。
この機能は別にいらねーんじゃね?って自問自答した。
最後に水漏れの確認。
水漏れてんじゃん((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
壁の給水栓とエルボのところから水が漏れてる。
じわーって感じでわずかだけど。
元栓を止めて、エルボの付け直しです。
シール自体は良かったと思うんだけど、エルボを回してつけてる時に
もう1週回せそうだなとおもって回してたら、やべっこれもう1週まわせないやって思って
ちょっと反転させたので緩んで水漏れしたんじゃないかと推測。
トイレが狭くて、エルボ外すのに苦戦。
しかもエルボ自体にはレンチがかけられるような構造になってないのでどうやってこの狭いスペースで締め付けようか悩むし。
やり直したら水漏れとまった。
よかった。
あと残す作業は、巾木の貼り付け、便器と床の隙間のシーリング、カバー類の加工設置。
大した作業じゃないので、また後日ゆっくりとやろう。
スゲー疲れた。
午前中仕事して午後から作業って感じを3日間。
10万もらってもこの作業はやりたくねー。
逆に10万円でこの作業をやってのける施工業者ってすげーぜ。
その上、施工後のクレーム対応とかも。
20万円以上は欲しいところだ(笑)
ちなみに施工時間は18時間ぐらい。
施工期間は3日間。
トイレ解体、排水管露出作業:4時間(1日目)
壁紙、床貼り、トイレ、手洗い器設置:6+8時間(2日間)
業者は1日でやっちゃうんでしょ?
スゲーぜ。変態だね。
と書いてみたが、数日たってみると、今回のレベルの施工なら経験値ためれば1日でできるよなーって思えた。
ちょっと自分が成長した気がした(笑)
ただ不測の事態には対応できそうにない。